クレームからは逃れられない
誰しも施術をしていると必ず受けるクレーム。力加減や接客で指摘された方は多いはず。今回はそう言ったトラブルの対処法をご紹介します。
一番最初に「謝罪」する
「すみません」「申し訳ありません」「ごめんなさい」など、第一声は必ず謝罪から始めましょう。
反論してはいけない
お客様からのクレームに対して「でも」「しかし」などと反論や否定をすると、お客様の怒りを増幅させるだけでなく、お店全体の評判を下げてしまう可能性があります。
クレームごとのフレーズ例
- 力が弱すぎる・圧が足りない場合
「力及ばず申し訳ありません。」 - 力が強すぎる・痛みがひどい場合
「力加減が至らず申し訳ありません。」 - 施術中に寝ていたことを指摘された場合
「おっしゃるとおり、施術中に私が居眠りしてしまいました。お客様に不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。」 - セラピストの話し声がうるさいと言われた場合
該当のセラピストに、直接お客様からのご指摘があったことを丁寧に伝えます。 - 他のお客様の話し声が大きい場合
「少々お待ちください」と伝えた上で、対象のお客様に「もう少しお声をお控えいただけますでしょうか」とお願いしましょう。
トラブルを未然に防ぐことも大事
クレームをゼロにすることは難しいですが、事前に対策することでゼロに近づくことはできます。
施術後の不快感や痛みへの対応
- 施術前に「力加減は大丈夫ですか?」などの確認をこまめに行う
- 施術後に「違和感はありませんか?」とフォローアップする
- 揉み返しの可能性を事前に説明し、適切なアフターケア(ストレッチ・水分補給など)を伝える
予約や時間管理のトラブルへの対応
- 予約時に正確な施術時間を伝え、余裕をもったスケジュール設定をする
- 待ち時間が発生しそうな場合は、早めに顧客へ連絡し、調整できるか相談する
- 施術が短縮される場合は、その理由を明確に説明し、代替案(延長割引など)を提案する
料金やサービス内容の認識違いへの対応
- 施術前に料金体系やサービス内容を明確に説明し、納得してもらう
- パンフレットやホームページの情報を最新に保ち、誤解を防ぐ
- 期待していた効果が得られなかった場合、他の施術の提案や再施術のオプションを用意する
大事なのは「お客様が不快・不満と感じている」ことを理解する
自分に落ち度がなくても、お客様がクレームを伝えてくるのには、必ず何らかの理由があります。その理由を知るには、まずお客様の訴えをしっかり聞き、真摯に謝罪することが、クレームを受けた側の務めです。
コメント
Hi, this is a comment.
To get started with moderating, editing, and deleting comments, please visit the Comments screen in the dashboard.
Commenter avatars come from Gravatar.