今年の秋に同じ店のセラピストさんたちと台湾研修へ行くことになりました。今回はその事前勉強として調べて分かったことを記事にしてみました。
🇹🇼 台湾の文化
日本に対して親近感がある人が多いです。
中華文化と多様性
台湾は漢民族が主流ですが、先住民族(原住民)文化、日本統治時代の影響、西洋文化が混ざりあっています。
伝統的な祭り(ランタンフェスティバル、媽祖(まそ)巡礼、端午節など)を大切にしています。
人柄
優しく親切、困っている人を助ける「熱情(ルーチン)」精神があります。
🍜 台湾の食べ物

- 夜市グルメ
- 小籠包、魯肉飯(ルーローハン)、胡椒餅、大鶏排(ジャンボチキンカツ)、臭豆腐(強い匂いの発酵豆腐)、マンゴーかき氷など。
- 飲み物
- タピオカミルクティー(珍珠奶茶)、フルーツジュースも大人気。
- 特色
- 甘じょっぱい味付けが多い。屋台文化が発達していて外食が安く手軽。
🏮 台湾の代表的なリラクゼーション
🦶 1. 足つぼマッサージ(足底按摩)
- 台湾リラクの代名詞とも言える存在。
- 強めの刺激が特徴で、「痛気持ちいい」感覚が好きな人に大人気。
- 体の不調部分に対応する「反射区」を刺激して、内臓や全身の血流を促すとされています。
- 台北なら「活泉足體養生會館」や「金満足」など有名店多数。
💆 2. 全身マッサージ(推拿:トゥイナー)
- 中国伝統医学に基づいた手技療法。
- コリや疲れをほぐすだけでなく、気血の流れを整えると考えられています。
- オイルを使わないことが多いですが、オイルを使うリラク店もあります。
💨 3. 刮痧(グアシャ)
- 日本でいう「かっさ」
- ヘラのような道具で皮膚をこすって、血流を改善するとされる療法。
- 疲労回復やデトックス目的で利用されることが多いですが、痕が数日残る場合も。
🔥 4. カッピング(拔罐:バグァン)
- ガラスやプラスチック製のカップを皮膚に吸着させる療法。
- 血液循環を良くすると考えられています。
- これも痕が数日残りますが、台湾では一般的で「身体が楽になる」と人気。
♨️ 5. 温泉(溫泉
- 北投(ペイトウ)温泉や烏来(ウーライ)温泉が有名。
- 日本統治時代の影響で、台湾各地に温泉文化が根付いています。
- 日帰り温泉や個室風呂(湯屋)も多いです。
🚽 台湾のトイレ事情
- 公共トイレの数は多く、比較的清潔なところが多いです。
- トイレットペーパーを便器に流せる場所と、流せない場所があります(ごみ箱に捨てる文化も残っている)。
- 観光地や大都市のホテル・商業施設ではほぼ日本式で使いやすいです。
- 和式(しゃがむタイプ)は少なく、多くが洋式。
🏛 政治について
- 台湾は中華民国(Republic of China, ROC)を正式名称としています。
- 実質的には独立した民主主義国家ですが、中国(中華人民共和国)は「台湾は中国の一部」と主張しており、国際的には「中国の一部」とみなす国が多いです。
- 選挙制度
- 総統(大統領)を直接選挙で選びます。三権分立が確立していて、言論の自由も保障されています。
- 親日・親米派と中国寄り派
- 大きく分けて、独立志向の「民進党(与党)」と、中国との関係改善を重視する「国民党」などがあり、選挙のたびに論争になります。
- 緑と青の二色の思想
- 台湾には緑と青の政治思想があり、緑は台湾独色が強い「台湾主体派」、青は中国との関係を重視し「現状維持派」どちらとも関係性は悪く、表立って諍いをすることは少ないですが青派思想の人しか入れないマンションなど結構根深い問題になっているようです。
💂 徴兵制度について
- 台湾には徴兵制度があります。
- 男性は原則18歳以上で兵役義務があり、一定期間(現在は4か月の基礎軍事訓練)があります。
- 過去には1年以上の兵役が義務でしたが、短縮されてきました。
- 中国との緊張関係が続くため、再び兵役期間を延ばす議論もあります
この制度には大きな課題もあります。特に深刻なのが、兵役中に起きるいじめ問題です。
上官や先輩兵士からの厳しいしごきや理不尽な扱いを受けるケースが後を絶たず、残念ながら中には精神的に追い詰められて自ら命を絶ってしまう若者もいます。
徴兵は国を守るための大切な役割ですが、その中で若者が命を落とすという現実は、とても重い問題です。台湾に興味がある方や、旅行を計画している人にとっても、この一面を知っておくのは大切かもしれません。
❌ 台湾旅行でのタブー・注意点
🗣️ 1. 中国との政治的話題に踏み込みすぎない
- 「台湾は中国の一部だよね?」などの発言はとてもデリケート。
- 台湾人の多くは「台湾は台湾」と考えています。政治の話題を避けるのが無難です。
☠️ 2. 白い花・白いものを贈らない
- 白は喪の色とされ、白い花は葬儀用。プレゼントには向きません。
- 代わりに赤やピンクなど明るい色が好まれます。
🥢 3. 箸をお椀に垂直に立てない
- 日本と同じく「お供え」の意味になるのでNG。
- 食事中は箸を横に置きましょう。
💸 4. チップは基本的に不要
- チップ文化は基本的にありません(高級ホテルや一部特別サービスを除く)。
- 余計なチップは「失礼」と取られる場合も。
🏮 5. 頭を触らない
- 頭は「神聖な場所」と考えられており、特に子どもの頭を触るのは嫌がられます。
🚬 7. 公共の場での喫煙に注意
- 台北市など都市部では路上喫煙禁止区域が多いです。罰金の可能性も。
🔇 8. 静かにすべき場所では騒がない
- 夜市など賑やかな場所では大丈夫ですが、寺院や礼拝所では大声や写真撮影に注意しましょう。
まとめ
台湾の人々は本当に優しく、観光客にも寛大です。しかし日本と異なる文化を持っているため立ち振る舞いには気を付けなければいけません。
ルールやマナーを知っておくと、より現地の人に喜んでもらえるし、失礼のない旅ができます。
以上を参考に今年の秋に台湾に行ってこようと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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