セラピストになって間もない頃。
施術の技術はもちろんだけど、実はそれ以外の時間――特にバックヤードでの過ごし方に戸惑うことって多かったりします。
今回は、そんな「あるある」をちょっとだけ吐き出させてください。
同じように感じてる人、きっといるはず…!
■ どこに立てばいいのか、本気でわからない
バックヤードに入ったはいいものの、先輩たちはなんとなく決まった場所にいて。
「自分は…どこにいればいいの?」ってなります。
座っていいのか立ってた方がいいのかもわからなくて、とりあえずバックヤード内をウロウロ。
🔧解決のヒント
▶️ 一言「ここ座って大丈夫ですか?」って聞いてみるだけで、案外あっさり居場所ができたりします。
▶️ わからないうちは、タオルをたたんだり補充を手伝ったり、“手を動かしながら居る”のもおすすめ。自然に馴染めます。
■ 会話が噛み合わない、というより入れない
休憩中の会話も、案外ハードル高い。
年上の先輩たちは子育ての話や健康の話。年下の子たちは推し活とかTikTokの話。
こっちはまだ新人で、話題もなくて。笑ってうなずくだけで精一杯です。
「話しかけられるの待ってる自分、ダサいな」って思いながら、それでもなかなか話に入れないんですよね。
🔧解決のヒント
▶️ 話を合わせようとしなくても大丈夫。大事なのはリアクションと相づち。
▶️「○○ってどういう意味ですか?」「それ気になります。教えてください」と聞くことで、相手も話しやすくなるし、会話が続くきっかけになります。
■ 空き時間、ひとりぽつんと取り残される
予約と予約の合間、ふと気づくと自分だけバックヤードにいる。
みんな施術中。穏やかなBGMが流れる空間にバックヤードでひとりきり。
スマホを見るふりしても落ち着かなくて、業務マニュアルを読んだり予約を確認したり・・・
ひとりの時間が苦手じゃなかったはずなのに、この静けさはなんか違う。
「慣れるまでは仕方ない」とわかってても妙な緊張感が結構つらい。
🔧解決のヒント
▶️ SNS用の施術写真のネタ探し、技術メモの見直し、備品整理など、“目的のあるぼっち時間”に変える工夫をしてみて。
▶️ 小さな雑談から自分発信してみるのも◎。「今日は予約多いですね〜」とか天気の話でも十分。
■ ごはん、いつ食べたらいいかわからん問題
午後に連続で施術が入ってると、「あれ?今日まだ何も食べてない…」ってことも普通にある。
予約のスキマがあると思ってたら、飛び込みのお客様が来たりして、結局食べそびれる。
でも、今さらパンかじるのも時間ないし、ガマンして施術してたら、途中でお腹がなってお客様や他のセラピストに聞こえて恥ずかしい思いをすることも。
「セラピストって体力勝負だったんだな…」と痛感しました。
🔧解決のヒント
▶️ カロリーメイト、プロテインバー、ゼリーなど“片手で食べられる軽食”を常備。
▶️ 「30分空いたら食べる」と自分ルールを決めておくと判断が楽です。
▶️ もし休憩が取りづらい環境なら、早めにリーダーや先輩に相談を。言いにくくても、体を壊す前に一言が大切!
でも、みんな最初は通る道なんだと思う
こんなふうに書いてるとネガティブに聞こえるかもしれないけど、
不安なのも、戸惑うのも、全部「ちゃんとやりたい」と思ってるからこそなんですよね。
少しずつ顔見知りができて、話せる先輩ができて。
いつの間にか、あの頃の自分をちょっと笑える日が来る。
焦らなくて大丈夫。
誰だって最初は、同じところでつまずいてるから。
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