こんにちは!現役セラピストの○○です。
毎日お客様の疲れを癒やすために全力で施術していますが、ふとした瞬間にこう思うことはありませんか?
「…あれ、自分めっちゃ疲れてない??」
お客様の笑顔を見たり、「気持ちよかった〜」という言葉を聞くと、不思議とこちらも元気をもらえるもの。でも実際には、私たち自身の体はかなりの負担を抱えています。
施術の合間にストレッチをしようと思っても、気づけば片付けや次の準備、さらには接客対応でバタバタ…。
「あ、今日も結局ストレッチできなかったな…」と、自分のケアはいつも後回しになりがちです。
今回は、そんな「自分も癒やされたい!」と感じるセラピストあるあると、具体的なセルフケア方法をまとめました。
「わかる〜!」と共感しながら、ぜひ一緒に実践してみてくださいね。
疲れやすい場所一覧
肩・・・待機中のスマホのせいかも
待機中にスマホをいじる…これ、あるあるですよね。
しかも、家でもずっとスマホを触っていたり、動画を見たり…。
この習慣が、肩こりや眼精疲労を助長しているかもしれません。
スマホを見るときはつい猫背になりがちで、肩や首に負担がかかります。
✅ おすすめケア
- 首まわし、肩まわしをゆっくり行う
- 壁に背中をつけて肩甲骨を寄せるストレッチ
- 思い切って仰向けになり、少しの間だけ目を閉じて深呼吸(仮眠も◎)
首・背中・・・長時間背中側の筋肉を使うため
施術中、無意識に前のめりになってしまうことはありませんか?
お客様の体をしっかり捉えるために前傾になる時間が多いと、首や背中の筋肉に常に負荷がかかります。
✅ おすすめケア
- ベッドの高さを見直し、前傾姿勢を減らす
- 施術前後に背伸びや胸を開くストレッチ
- 両手を組んで上へ伸ばす、または両手を後ろで組んで胸を張るストレッチ
こうした小さな改善で驚くほど楽になります!
腰・・・ 原因は臀部の筋肉かも
腰が辛いとき、実は原因が「お尻の筋肉(臀部)」にあることが多いんです。
前かがみで作業すると腰だけでなく、お尻の外側(中殿筋、大臀筋)がガチガチになります。

✅ おすすめケア
- お尻の横をテニスボールやフォームローラーでほぐす
- お尻の筋肉を伸ばすストレッチ(片足を反対の膝に乗せ、前に倒す)
- 仰向けで膝を抱えて腰を伸ばす
- スクワットでおしり周りの筋肉を活性化させるのもアリ
こうすると、腰の負担がかなり軽減されますよ!
指・手首 手の甲・・・施術のとき手だけ使ってる?
施術するとき「指」で押していると手全体に負荷がかかり指を痛めるだけでなく手の甲、手首まで痛める可能性があります。慢性的に痛い場合は一度フォームや力の入れ方を直し、なるべく負荷がかからないようにしましょう。
✅ フォーム改善ポイント
- 肩の力を抜き、上半身の体重を使うイメージで
- 親指の第一関節で押す感覚を意識
- 壁を使ったりしゃがんで力を分散する
- 自分の施術姿勢を動画で撮って確認するのもおすすめ
無理な姿勢が続くと腱鞘炎になることもあるので、早めの見直しが大切です。
施術以外の過ごし方でパフォーマンスが変わる
リラクゼーション業界は、忙しい日と静かな日の差が激しいもの。
土日祝に一気に予約が埋まるかと思えば、平日はほとんど予約が入らないことも…。
そんな待機時間の使い方が、実は施術のクオリティに大きく影響します。
・待機中のスマホ時間を減らしてストレッチ
・背中や腰のセルフケア
・仮眠や深呼吸で自律神経を整える
「空き時間=サボり」ではなく、「空き時間=パフォーマンスを上げるための準備」と捉えると気持ちも前向きになりますよ。
ちなみに私は、20件施術するごとに「ご褒美ケア」として他店のリラクゼーションを受けに行っています!
所属店が暇なときは、社割を利用して同僚セラピストにお願いすることもあります。
その日次第で時間に余裕があれば、同僚が特別にオプションをサービスしてくれることも!
「今日は特別にヘッドスパ追加しといたよ〜」なんて言われると、感謝しかありません(笑)。
人に施術してもらうことで、自分の体の状態を客観的に知ることができるし、逆に新しい技術を学ぶきっかけにもなるんです。
✨ まとめ
セラピストは、人を癒す仕事であると同時に、自分自身を酷使しがちな仕事でもあります。
つい「自分のケアは後でいいや」と思いがちですが、体が資本だからこそ、日頃から意識してメンテナンスすることが大切です。
お客様の笑顔を守るためには、まず自分が元気でいること。
今日から少しずつ、自分の体に優しく向き合う時間を作ってみてくださいね。
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